私の鼻クソほくろよさらば

私は20代前半の頃に生まれてからずっと付き合って共に生きてきたほくろと永遠のお別れをしました。

きっかけは私がキャバクラで働いている時の事です。
お客さんの連れで遊びに来ていた他店のキャバ嬢と仲良くなり話が盛り上がった際に「ねぇ○○ちゃん(私の名前です)、どうしてそのほくろ取らないの?」と言われました。
私も彼女も初対面でしたがお酒の場もあって言いやすかったのでしょう。彼女は私の顔の真ん中にある鼻の下の鼻クソのようなほくろについて言ってきました。
確かに何度もこのほくろを取ってしまいたいと思ったことはあります。キャバのお客さんにも鼻クソついてるよとふざけて言われたこともありその度に笑って「やめてくださいよ~」と言っていましたが本心では顔から火が出るほど恥ずかしいし腹が立っていたんです。
そんなことがあり、私は真剣にほくろに別れを告げたくなっていました。
そのキャバで出会った女の子は後日、私に新宿の美容外科を紹介してくれました。

新宿ホクロ除去
そこは一万円以下でほくろの除去が出来るとのことで私はさっそく予約を取り実際に行ってみることにしました。
最初に診察したときは問診票に記入したりほくろの状態を診るだけで終わりました。
そして次の診察の時についにほくろの除去を始めることになったんです。
とは言っても、5mm位のほくろなのでレーザーで切除して10分ほどで手術は終了しました。
終わった瞬間、あれ、こんなものだったのかと拍子抜けしたことを覚えています。
特に着替えもせず、歯医者の様な治療の椅子に座って部分麻酔をしてレーザーで焼くだけ…
代金は1万円もしない。
たったこれだけのことで私は物心ついたときから悩まされていたのかと阿呆くさくなるとともに、とても晴れやかな気分になりました。
私の鼻クソほくろは永遠にいなくなったんです。